BCP対策用可搬型無線基地局

2011年3月11日、日本では未曾有の大震災（東日本大震災）に見舞われました。被災されました皆様には心よりお見舞い申し上げます。
　震災後、企業や官公庁ではBCP（Business Continuity Plan：事業継続計画）が注目を浴びるようになりました。BCPとは、災害や不祥事などの緊急事態が発生した際、特定の重要な事業・業務を中断させないこと。また中断してしまった場合でも、早期に最低限の機能から順次再開し、中断による機会損失を最小化すべきリスクマネジメント手法のことです。すべての経営資源が対象となり、リスクの把握・想定、継続すべき業務の絞り込み、資源制限下における復旧計画などで構成されます。

東日本大震災時には、公衆通信設備が利用できないため安否確認ができないなどの大変な状況でした。また、津波により私設の通信設備も利用できず救援や復旧のスピードがが遅れ企業にとっては大きなダメージとなりました。
　リンクスでは、災害時の通信の確保のために可搬可能な無線装置を提供させていただきます。電源確保が問題となる災害時に自動車のバッテリーを利用することが可能であり、災害復旧スピードを加速することが可能です。次いつまた来るかもしれない災害に備えて、ぜひ企業のBCP対策としてご検討ください。

以下の図のようにバッテリーで駆動できる主装置を用いて無線システムを構築できます。バッテリーを用いますので、場所を選ばず利用することが可能です。電話機を指示端末として復旧本部で利用し、各PHSを持つ作業員に指示を出し災害復旧に利用することができます。